【注目集める】特殊部隊SITが突入、浅草で立てこもり事件で活躍(2017年5月)
【注目集める】特殊部隊SITが突入、浅草で立てこもり事件で活躍(2017年5月)
- 【注目集める】特殊部隊SITが突入、浅草で立てこもり事件で活躍(2017年5月)
- 【話題】特殊部隊SITが、浅草立てこもり事件で閃光弾を活用し突入
- SITとは?SATとの違いは?(Wikipediaより)
- 最近のSITの活躍(2017年)
- 【ニュース】逮捕の男、事前に刃物用意か=マンション立てこもり
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【話題】特殊部隊SITが、浅草立てこもり事件で閃光弾を活用し突入
浅草で起きた男による立てこもり事件は、2017年5月24日の午後8時57分、警視庁捜査1課特殊班(SIT)が閃光(せんこう)弾を使って室内に突入し、逮捕監禁致傷容疑で男を現行犯逮捕。解決を迎えた。このSITとは一体何者なのだろうか。
SITとは?SATとの違いは?(Wikipediaより)
- 特殊事件捜査係(とくしゅじけんそうさかかり)は、日本の警察の部署のひとつ。高度な科学知識・捜査技術に精通し、大規模な業務上過失事件やハイジャック、爆破事件などに対処する。
- 警察本部の刑事部内に設置されており、特殊事件捜査係のほかにも特殊犯捜査係や特殊捜査班など、都道府県によって異なる呼称が用いられている。また警視庁の特殊犯捜査係は部内でSIT(エスアイティー)と呼称されていたことから、他の警察本部の同種部署についてもこのように俗称されることもある。
- SITは、重装備で突入を行うことから、テロリストに対処する警備部の特殊部隊(SAT)や銃器対策部隊などと混同されがちであるが、特殊犯捜査係は刑事部の捜査員であり、主に誘拐、立て籠もりといった一般刑事事件の強行犯に対処する。そのため、特殊犯捜査係の行動方針では犯人への狙撃は最後の手段とされており、可能な限り逮捕を優先すると言われている。
最近のSITの活躍(2017年)
1月 神奈川
神奈川県大和市のマンションにおいて、立てこもり事件が発生。「死んでやる」などと警察に通報し立て込もっていたが、事件発生から約7時間後、神奈川県警察SISが部屋に突入し、包丁を持って立て込もっていた女を逮捕した。部屋には女の母親もいたが、無事保護された。
4月 福岡
福岡県篠栗町のアパートにおいて、立てこもり事件が発生。事件発生から約9時間後、福岡県警察捜査第一課特殊犯(名称不明)が部屋に突入し、ライフル銃を持って立てこもっていた男を逮捕した。
5月 浅草
東京都台東区のマンションで、男(21)が元交際相手の母親を人質にして立てこもる。約3時間後、母親が刺され、2分後に警視庁SITが特殊閃光弾等を用い、玄関とベランダから突入。男を確保。人質は負傷したが命に別状なし。男も負傷した。
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【ニュース】逮捕の男、事前に刃物用意か=マンション立てこもり
時事通信 5/26(金) 5:26
東京都台東区のマンションで男が人質を取って立てこもった事件で、逮捕監禁致傷容疑で逮捕された職業不詳の自称堤慎吾容疑者(21)は、事件に使った刃物を事前に用意していたとみられることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
同容疑者は被害女性(55)の20代の娘と以前交際しており、警視庁は娘に危害を加えるつもりだった可能性もあるとみて調べている。
堤容疑者は25日夕、中野区にある娘の自宅マンションで遭遇した被害女性と共に、現場である女性宅マンションに着いたところ、娘と鉢合わせした。娘はいったん同容疑者らと室内に入ったが、隙を見て逃げた。この際、娘は男が刃物のようなものを持っているのを見たという。
4階に住む男性(40)らによると、午後5時半ごろに「助けて」という悲鳴が聞こえた。外を見ると、娘とみられる女性がマンションから走って出た後、「待てよ」と叫ぶ男の姿も見えた。
午後6時すぎ、駆け付けた警察官が現場の部屋に向かって「今からそちらに入ります」と呼び掛けた。被害女性はベランダに出て「話し合えば大丈夫だから」と止めたという。
警視庁の特殊捜査班(SIT)は約3時間後に突入。担架に乗せられた女性は腕が血だらけだったが、「わたしは大丈夫」と救急隊員にしっかりとした口調で答えていた。堤容疑者は包丁が胸に刺さった状態で、搬送時に意識はなかった。